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2021年9月6日キッチンリフォーム費用と気をつけたい点

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滋賀県湖南市でリフォーム、外構、塗装、太陽光発電工事を行っている

サン工房 リフォーム事業部 鈴木です。

 

前回に続き、キッチンリフォームの費用等について、ご紹介させていただきます。

修理や交換といった部分的な対処ではなく、この機会にもっとトータルにキッチンを考えられるキッチンリフォームを検討してみたい!という方、気になるのは「費用」だと思います。

ところが、キッチンリフォームの相場をお伝えするのは、一筋縄ではいきません。なぜかと言いますとキッチンの本体価格の他にかかるかもしれない費用がケースバイケースなのです。特に間取り変更を伴うキッチンリフォームは費用が高くなる場合があるので予め、そのように想定をしておいてください!
それではキッチンの種類別の費用の目安と、費用が高くなるリフォームの特徴をお伝えします。

種類別 システムキッチンの費用の目安

■キッチンリフォームをリーズナブルにしたい方には、Ⅰ型キッチンがオススメ

  • 費用目安:40万円~100万円
  • 特長:一般的な長方形のキッチン。間取やレイアウトを選ばず、費用も安くすむ場合が多い。

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■料理中も家族とコミュニケーションを取りたい方には、対面キッチンがオススメ

  • 費用目安:50万円~120万円
  • 特長:コンロとシンクなどの作業スペースが2列に並んだタイプのキッチン。
  • 動線が短いため狭い範囲での移動が可能で作業効率が上がる。
    ダイニングスペースが狭くなりがちなので、全体の間取りをよく考えたプランにすることに特に気を使ってください。

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■使い勝手&動線重視の方には、L型キッチンがオススメ

  • 費用目安:60万円~200万円
  • 特長:複数人で調理作業をする場合に効率的なキッチン。
  • 調理作業のスペースを広くとることができる。スペースが広い分、キッチンを設置するスペースの確保が重要。
    設置に必要な工事も増えるため費用は高額になる場合が多い。

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■海外ドラマのようなスタイリッシュなキッチンを希望するあなた、アイランドキッチンがオススメ

  • 費用目安:150万円~350万円
  • 特長:孤立したタイプのキッチン。オープンなのでいつもキッチンをピカピカにしておく必要があります。
  • 本体価格が高額になり、さらに、作業台の位置によっては配管工事などが複雑になるため、リフォーム費用も非常に高額になる場合が多い。

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ここまでが種類別のシステムキッチン費用(※設置費込み)の目安でした。

 

 

 

〇間取りやレイアウト変更の費用について

例えば、現在のI型キッチンの場所に、新しいI型キッチンを交換する場合は、本体価格と内装工事で済みます。
しかし、I型キッチンから対面キッチンやアイランドキッチンに変更する場合は、壁の設置・撤去、排水管やガスの移動、電気工事など、本体価格以外の工事費用がかかるため、予算が大幅に増えます。

見積もりが出てきたら、本体価格の他に、設備機器や内装材などの価格、設置や撤去に関する工事費用がしっかり含まれているか、必ず確認してください。これは後で揉めないために是非、知っておいていただきたい大事なポイントです。つまり、これ以上の金額の増加はないこと、または増える可能性があるとすればどのような場合で、いくらなのかをきちんと事前に確認しておいてください。
予想していなかったのですが、古いキッチンを撤去してはじめて補修工事が必要だとわかることもよくあることです。ですから、少し余裕を持った資金計画をお勧めします。

 

 

〇リフォームしたい箇所に優先順位に気をつける

また、このことはどの部位のリフォームでも共通していえる基本的なことですが、リフォームは叶えたい要望の優先順位をつけることがとても大事。「あれも、これも」と見境なくただ要望を伝えるだけにしてしまうと、見積もりは跳ね上がり、どこを調整すべきか解らない状態が生まれてしまい、リフォーム業者とのトラブルの原因になります。現在の不便な点や、希望に優先順位をつけましょう。
もし「少しでも安く、新しいキッチンにしたい!」という方は、間取りを変えずに新しいシステムキッチンに交換するのが間違いなく、満足度が高くなるはずです。逆に今よりも、キッチンの動線を良くしたい!収納を充実させたい!と言った希望が優先される場合は、間取りの変更を伴う場合がありますね。また、お料理が好きで、オーブンやコンロなど機能が充実した設備にしたいという方は、間取りよりも選ぶシステムキッチンの方が重要になってきます。
このように、あなたが重要!と考えることで、最適なキッチンはまったく変わってきます。

 

ただ、これも大まかにまとめると、キッチンリフォームの要望は4つです。

  • 動線(間取り)の変更
  • 収納の充実
  • 設備の充実
  • 価格を抑えたい
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この4つに優先順位をつけてみてください。その際、現在の不便な点も整理しておけば、リフォーム会社も理想のキッチンを提案しやすくなるはず。リフォームを決断し、リフォームの目的を明確に、優先順位をつけたら、理想のキッチンはもう目前です!

最後に、うっかり忘れがちなキッチンリフォームの気を付けるべき点を紹介して終わりたいと思います。

 

 

【気を付けるべき点①】
〇キッチンの高さが合わない!

現在のキッチンで腰痛や首痛はありませんか?新築した時に高さを計算してキッチンを作った方は大丈夫だと思いますが、中古住宅にお住まいだった方は、もしかしたら高さが合っていないかもしれません。キッチンの高さは、「(最も調理する人の) 身長÷2+5 cm」が目安です。厚手のスリッパを履いている方は、スリッパの高さも考慮してくださいね。

 

【気を付けるべき点②】
〇通路でぶつかる!

あたなのキッチンが対面キッチンなら、シンクやコンロの後ろにカウンターや冷蔵庫などがありますよね。その通路の幅は意外と見落としがちです。あなたがご家族唯一の料理人で、ほぼ一人でキッチンに立つという場合は、通路幅は90cm~110cmが理想です。もし、二人以上がキッチンに立つという場合は、通路幅を120cm以上確保してください。ただし、通路幅を広くすると、ダイニング側が狭くなりますから、そちらのスペースも考慮して、考えてくださいね。

 

【気を付けるべき点③】
〇調理スペースが狭い!

意外と忘れがちなのが調理スペース。シンクやコンロを充実させすぎて、調理スペースが狭い!なんてことにならないように。最低でも50cmは確保してくださいね。また、調理スペースはしっかり確保したのに、調理器具の置き場所を忘れていて、調理スペースが狭くなったなんて話もちらほら聞きます。電子レンジやコーヒーメーカー、ブレンダーやケトルなど、キッチン家電は意外と多いです。必要な収納スペースや設置スペースをしっかり確保してください。

 

【気を付けるべき点④】
〇キッチン収納が足りない!

【気を付けるべき点③】でも少し触れましたが、キッチン収納は後悔する人がとても多いです。 実際にキッチンに収納するもののイメージを持つようにし、イメージが湧かないようでしたら、ショールームに足を運ばれ体験して頂くことが良いかと思います。

 

 

キッチンは、家族の健康を守るための大切な場所です。だからこそ、ストレスのない、居心地の良い場所にしたいですね。

 

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